くるま旅

真夏の北陸車中泊トリップ1

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どうもズキパパです。

今回は、我が家初の4日間トリップの模様を投稿していきたいと思います。

※今回より子どもたちの呼び方を変更します。

変更前:息子→ちず 娘→たに

変更後:息子→そうちゃん 娘→みおちゃん

子どもが生まれてから家族で3泊4日の旅行自体初めての体験なのですが、今回は車中泊のみの真夏トリップという結構な冒険をしてきました。

結論から言うと、本当に色々ありました。。。

良いこと、楽しい事もたくさんありましたが、悪いこと、反省すべき事もたくさんありました。帰宅後に夫婦ともに感じたことは「大事にならなくて良かった」そして「親として成長させてもらった」そんなトリップでした。

できるだけリアルに書いていくつもりですが、自分の中での記憶の鮮度も落としたくないので早歩きしつつも、頑張って書いていこうと思います。

これから子どもとバンライフを考えている方は「こんなこともあるんだよ」「こんな準備があった方が安心だよ」程度で構いませんので参考にしていただけると幸いです。

いつもは行き当たりばったりスタイルの我が家ですが、今回は流石にある程度具体的なスケジュールを組み立てて挑むことにしました。

初の4日間行程に加え、真夏の車中泊トリップということもあり、不安がなかったわけではありません。

ただ、真剣に考え込みすぎても楽しめなくなるので「最悪夜暑すぎて寝れなかったらホテルに泊まればいいよね」と少し気軽に構えることにしました。

我が家にとってこの判断は非常に良かったと思います。

ただそれは少ないながらも今までに培ってきた失敗や、成功からなる経験があったからできたことであって、必要なものは必要です。必要なもの、そうでないものの取捨選択は、経験がものをいうと私は思います。

今回我が家が準備してきたものは少しの経験がありながらも100点ではありませんでした。

(その内容と原因については追って書き綴っていきます)

でも及第点であったことから家族全員無事に帰還することができました。次回は今回の経験を活かし、少しでも100点に近づける様に準備したいと思います。

本来であれば、初日の朝から出かけて4日間まるっとトリップに費やす予定でしたが、初日の半日だけ岐阜県で仕事が入ってしまったズキパパ。

直行直帰で対応できる内容だったのでバーデンで現地まで行き、家族には近くで時間を潰してもらい、仕事が終わり次第トリップスタートの形をとりました。

仕事自体は1時間ちょっとで終了。家族と合流してトリップスタートです。

まずは出先の近くにあったモレラ岐阜で子どもたちのサンダルを購入します。

子どもたちの足の成長が早く、毎年サンダルを買っている様な気がします…。

さくっと購入して、東海環状自動車道山県ICを目指します。美濃関JCTから東海北陸道へ乗り換え、バーデンは北上していきます。

当初の予定ではひるがの高原S Aで昼ご飯を食べる予定でしたが、移動中昼ご飯の時間になったので、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)PAで昼食とします。

フードコートは人で溢れかえっていた為、外の売店で適当に買い込み車内で食事をすることに。

ズキパパは運転席、ズキママと子どもたちは2列目で移動モードのままテーブルを座席前に取り付け食事をとります。

いちいちリビングモードへ切り替えず、運転モードのままテーブルがつけられるのも非常にありがたいです。密を避けつつ、子どもたちも車内でゆっくり食事ができました。

食べている途中、子どもがペットボトルの蓋を閉めずにそのまま机の上に置いていた為、それを倒してしまい飲み物(カルピス)が机と床に溢れてしまいました。

毎度車内で飲食する時は飲み物の蓋は必ず閉める様にと口すっぱく伝えてきていたので、ズキパパは少し不機嫌モード。

男性の皆さん(特に車が好きな方)なら分かって頂けると思いますが、こういう男性に限り好きなものへの所有欲は高いです。

車は大切なパートナーであり、ただの機械ものではないのです…。

特に趣味のものは大切に、綺麗に扱いたいし、愛着も女性が思っている以上に湧いているんです…。

好みにドレスアップしたいんです。個性を出したいのです。

なのでこぼした理由次第では、そう簡単に許せるものでもありません。ど

うせこんなことを言っている自分が一番子どもなのも分かっていますが、世の奥様方…ムッとしてしまうのは許してやってください。そして「だったら買わなきゃ良いのに」なんて極論でいじめないで下さいね。

そんなこんなでシート等へこぼれず、ズキママが手際よくキレイに片付けてくれたおかげでズキパパの腹の虫も治り、再び出発。(なんか自分で書いておいていうのも何ですが、この文章だけ見てるとズキパパは最悪な父親に見えますが、決してそうではないんです。。。)

向かった先はひるがの高原牧歌の里です。我が家が瓢ヶ岳PAで昼食をとっている最中に救急車が通っていき、なんか嫌な予感はしていましたが、その予感は的中。途中事故渋滞があり、当初予定していた時間よりも遅れて到着しました。

最終目的地はまだまだ遠いので、一度子どもたちをしっかりと遊ばせて昼寝をさせてあげたいので良い場所はないかと事前に調べたところ、ここがちょうど良い距離でした。

牧歌の里HPより抜粋

入場口から反時計回りに回ってから水遊びをしようと思い、まずは入ってすぐ右手にある「木ぼっくりミュージアム」に向かいます。

ここは木の枝などを使って作られた木ぼっくりたちが住む世界となっており、いろいろなハンドメイドができるところにもなっています。

まずは木ぼっくりたちの世界へ足を踏み入れてみます。

入った途端に圧倒されるほどの世界が待っていました。

この木ぼっくりたち一人一人どころか、建物や街全体のほとんどが手作りで作られています…。

もうただただ圧倒されます。

色々な仕掛けがしてあり、子どもたちはもちろんのこと大人までもがこの世界に引き込まれています。

木ぼっくりたちの普段の生活もあり、仕事もあり、趣味の世界もある。

木ぼっくり一人一人の表情や仕草から「何を考えているのだろう?」「こいつはどんな性格だ?」と人間観察ならぬ「木ぼっくり観察」までしてしまいそうで、時間を忘れて見入ってしまうこと間違いないと思います。

子どもたちもとても興味津々とこの世界を観察していて、子どもごとに「思う・感じる」着眼点がそれぞれ違い、一生懸命話してくれる感想を聞きながら「そこなのね!?」や「あぁ、こういう風に捉えているんだ…なるほど」と心でニヤニヤしながら思っていました。

「初めて見る世界をどう感じるのか」親としても子どもの気持ちを知ることができる良い機会となりました。

その後はワークスペースで何か作りたいと子どもたちが言うので、部材を購入し、自分たちのネームプレートを作ることにしました。

プレートとひらがなの文字ブロックを選び、それを接着剤で接着するだけの簡単なものです。部材選びと配置は子どもたちに考えてもらい、接着は親がやりました。

なかなか良い出来です。それぞれ部屋が出来たらドアにでも飾ってもらいたいものです。

次は動物たちに会いにきます。

馬、牛を見てから念願のアルパカとご対面。

暑さ対策だと思いますが毛はしっかりと刈り込んであり、思ってた以上に目が大きくびっくりしました。

数量限定でエサやりができるのですが、少し残っていたので我が家もチャレンジ。エサやりの注意書きにはまれにアルパカが人の手を噛むこと、ツバを吐くことがあるとのこと。

平たいザルにエサを少しずつ入れて、そうちゃん、みおちゃんとも上手に出来ました。(ごめんなさい。子どもたちの手がアルパカに噛まれないか心配で撮影どころではありませんでした…)

見た目がのほほんとしているイメージのあるアルパカですが、エサにがっつく姿は迫力があります。

この頃から東の空が暗くなり始めて、東から冷たい風が吹くようになってきました。

「これは降るな…」

日本は偏西風の影響で、基本的に雲は西から東へ流れます。逆に東から西へ雲が動く時は移動性低気圧が発達していることが多いので、強い雨風に注意が必要です。

間違いなく強い通り雨が降ると思ったので、水遊びは諦め、雨が降るまで遊具で遊んでもらおうと遊具のある広場へ向かいます。

この間にも薄暗かった低い雲がどんどん黒さを増していき、遠くでは雷がなり始めます。

ギリギリまで遊ばせた後、近くの大きな建物に入って空いてる椅子を探して、人でいっぱいの建物内で何とか座れた途端、土砂降りの雨に。間に合ってよかったです。

その後1時間ほど雨は止まず、子どもたちは外の様子を見たり、携帯でプライムビデオを見たりして時間を潰していました。

途中ズキママが買ってきてくれたイチゴのシャーベット?がとにかく甘くて美味しかった。

雨が降るまで遊んでいたのと、避難していた建物もコロナの関係で換気しなければならず窓は開け放っていた為、少し蒸し暑かったこともありこのアイスがとても良い栄養補給になりました。

(水分補給は水筒にお茶を入れてきていたので大丈夫でした)

少し雨が小降りになったのを見計らってもう一度「木ぼっくりミュージアム」へ行き、木ぼっくりの世界を楽しんでから牧歌の里を後にしました。

ひるがの高原SAのスマートICから東海北陸道へ乗り直し、さらに富山方面へとバーデンを走らせます。

小矢部JCTから能越道へ入り、所々で見える日本海を見るたび、夫婦で「おぉーっ!海っ!」「めっちゃキレイ!!」「三河湾、伊勢湾とは比べたらあかんねぇ~」など、子どもよりテンションアゲアゲになっていました。七尾ICから七尾市内へ。

少し走って今回利用する温泉施設へ到着です。今回利用させてもらったのは「和倉温泉 総湯」です。

能登で一番有名な温泉地の共同湯を利用させていただきました。温泉好きの我が家としては今回の目玉の一つでもあります。

恐らく最近建て替えたと思われる建物はとてもキレイで風格があります。

利用料金は大人460円、小学生130円、未就学児50円とかなりのリーズナブルな価格設定でかなりのお得感があります。

当初予定していた時間よりかなり押しているので、急いで入浴します。

入った感じですが、どことなく中途半端な泉質かなぁ…というのが正直な感想です。温度は熱めで、我が家の子どもたちには少し厳しい温度でした。

バランスが良いと言ったらそうかもしれません。ですが特徴がないと言ったほうが正しいかなと思います。

塩分濃度は高めです。だけどその割に肌がシャキっとする印象がありません。

有名温泉地で期待していただけに個人的には少し残念な気持ちになりました。

(あくまで素人の個人的な感想です。石川県民の方、和倉温泉を愛してやまない方、気を悪くされた方がいらっしゃいましたら先に謝っておきます。すみません。)

ですが、この価格で温泉に入れるのは本当にありがたい。運営してくださっている方々には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

入浴後は少し来た道を戻りますが今回の車中泊スポット「道の駅能登食祭市場」へ向かいます。

もともとのスケジュールではこの道の駅内にある食事処で海鮮料理を堪能する予定でしたが、時間がかなり遅れてしまい、既に道の駅は営業終了してしまいました。

到着してから車内をベッドモードへトランスフォームしてから歩いて七尾駅方面へ向かい、居酒屋で晩ご飯を食べることに。

既に子どもたちはお疲れ&空腹でグズリモードでしたが、なんとか頑張って歩いてもらい、最初に見つけたそのままお店に入ることに。入ったお店はチェーン店で期待はしていませんでしたが、頼んだ料理はどれも新鮮で美味しかったです。

お店は結構混み合っていたのですが、子ども連れで眠たそうにしていた子どもたちを見てなのか注文した料理もスムーズに運ばれてきて、混み具合の割には待たされることなく食事を終えることができました。本当に助かりました。

本当に久々の居酒屋でズキパパママとも良い感じに酔ってしまい、帰りは駅からタクシーで道の駅まで送ってもらいました。この日は車に戻って即爆睡。今思えば何時に寝たのかも覚えていません。。。

初めての夏場の車中泊。こっからが本番です。

我が家のバーデンはクールコンプシステム(家庭用エアコンシステム)はつけていない為、スライドドアを開けてオプションの網戸を展開、運転席・助手席の窓も全開で網戸を貼り、エアロウィンドウの窓も全て全開、そしてマックスファンと家から持参したサーキュレーター&小型の扇風機でとにかく車内の空気を循環させつつ、体に当てる様にして寝ました。

また、手作りの冷風機も作動。

駐車場に停まっていた車のほとんどはエンジンをつけたままでしたが、車中泊のルールに反する為、我が家は相応の覚悟で臨みました。

特にデb…もとい巨漢のズキパパが果たして快眠できたのか…これは次回のお楽しみとしましょう。

次回は2日目の様子を書いていきます。

ブログが書き終わったら今度は膨大な動画のチェックを始めようと思います。なのでYoutubeへの投稿はかなり遅れる予定ですが、頑張っていこうと思います。

ほな!

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