くるま旅

真夏の北陸車中泊トリップ4

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どうもズキパパです。

大波乱の北陸トリップ3日目を終えた我が家。

4日目、最終日がスタートします。

子どもの体調が心配で夜中は何度も起きたズキパパ。

明け方には目が覚めてまずは子どものおでこに手を当てます。

夜中も起きた度におでこに手を当ててなんとなく熱を測っていました。

朝になってもそうちゃんのおでこを触る限り、熱はなさそうで一安心。

朝の空気を吸いに車外へ出て、トイレに行き戻ってくるとズキママも目を覚ましていました。

車内は相変わらず嘔吐物の匂いが充満しています。

息子も目を覚ましてきたので、体調を聞くと「気持ち悪くない」「元気だよ」と返事がありました。

熱を測ってみても平熱。

体温計の数値を見て、ズキパパママとも心から一安心。

こんなにホッとしたことはないくらいホッとしました。本当によかった。

子どもたちをトイレに行かせ、着替えをしてもらって朝ごはん。

そうちゃんは昨日の昼から何も食べてなかったので元気よくご飯を食べている姿を見て、「今日のメインイベントは大丈夫」そう思い、子どもに「今日(メインイベントに)行けるよ!」と伝えると子どもたちはバーデンの中ではしゃぎ回っていました。

ズキパパママもその姿に昨日立て続けに起こったピンチを家族みんなで乗り切った安堵感と、今回の旅のイベントを家族みんなで全て満喫できることの嬉しさが一気に押し寄せ、ズキパパは少し泣きそうに。

そうと決まればイベントの集合時間は8:45なので急ぎ目で準備を始めます。

今回のトリップのメインイベント。それは旧神岡鉄道のレールを使用した、自転車と廃線後の鉄路を組み合わせたアクテビティ「ガッタンゴー」です。

https://rail-mtb.com/

コースは2コースあり、初回の方や子どもがいる方向けの「まちなかコース」と「まちなかコース」を経験した上で、自力で漕げる方のみが利用できる「渓谷コース」があります。

「まちなかコース」はコースに起伏もそんなになく、まさに初心者向けコースで、「渓谷コース」は大きな橋や鉄橋を通るコースとなっており、スリル満点のコースとなっているようです。

我が家は初めての利用でしたので「まちなかコース」を利用することに。

8:30頃には現地へ到着し、検温をクリアしてから受付を済ませます。(支払いは現金のみとなります。我が家はいつものように少しバタバタしました…)

受付後は待合室で同じ出発時間の方達と運転や、ルール等の説明を受け、それぞれのタイプの車両に乗り込みます。(車両タイプには様々な形があり、二人乗り、四人乗り、バイクで引っ張ってもらう車両等があります。※詳細はHPをご確認ください。

用意された車両に乗り込み、サドルの高さ調整と子ども用シートのシートベルトの確認を係員の方が実施してからスタートになります。

動き出した我が家の車両はスムーズに走り出します。電動アシスト付きだからなのか思いのほかペダルも重くなく、線路へロスなく力が伝達されています。

一番早い便にしたのには訳があり、この時間だと山に囲まれている神岡町には山のおかげで太陽の直射日光が照りつけません。

走り始めたタイミングではまだ空気はひんやりとしていてとても気持ちの良い滑り出しとなりました。

途中駅の跡地やトンネル、鉄橋等を走り抜ける度に、我が家のテンションはアゲアゲに。

特にズキパパは車掌さんになりきり車内放送のモノマネをしてノリノリでした…。

しかし途中のトンネル内で先頭を走っていた車両が脱線してしまうというハプニングに見舞われました。後から係の人に聞くとこれは5年に1度あるかないかとのことです。

そして無事折り返しの駅へ到着。ここでは少し休憩時間が設けられており、参加者はトイレに行ったり、写真を撮ったり、水分補給をしたりと、それぞれの時間を過ごしていました。

ですが後半戦をスタートする頃には太陽の直射日光が照り始めてきました。

しかし走り出したらそこまで暑いということはなく、トンネル内はまさに天然クーラーといった感じでとても気持ちが良かったです。

そして移りゆく景色とトンネルや鉄橋のちょっとしたスリルを味わいながらあっという間にゴール。

本当にあっという間だったのですが、我が家は満場一致で「楽しかった!」「また来ようね!」となりました。

この記事を書いている今でさえ「また行きたい」そう思わせてくれるアトラクションなので是非行ってみてはいかがでしょうか。

ガッタンゴーを出発した我が家は、もう一度「道の駅スカイドーム神岡」へ戻ります。

というのも、昨日利用させていただいたのにも関わらず到着してからはバタバタしていたり、利用時間が終了していたのもあって、道の駅へのお礼(貢献)ができていなかったのと、併設されているスーパーカミオカンデの資料館である「カミオカラボ」に子どもたちを連れて行きたかった為です。

まずは「カミオカラボ」でスーパーカミオカンデについて学びます。

子どもたちには難しい内容なので、まず理解するということは難しいですが、その仕組みや理論に基づいたアトラクションがいくつかあり、子どもたちも楽しそうに遊んでいました。

なんだかんだ1時間ほど楽しみ、お土産を済ませ、お昼ご飯を食べます。この道の駅には飲食店が2つあり、どちらもメニューが豊富で迷ってしまうほどでした。

ズキパパが食べたソースカツ丼
ズキママが食べた上ロースカツ定食
そうちゃんは相変わらずのざるそば。 本当にブレません。

しっかりと腹ごしらえを済ませた我が家は飛騨市内を経由して高山西IC→飛騨清見ICへ入り、東海北陸自動車道を南下します。

最後にひるがの高原SAでソフトクリームを食べて今回の旅は終わりを迎えます。

今回のトリップは我が家にとって「初めてづくしの挑戦の旅」でした。

・初めての真夏の車中泊トリップ

・初めての3泊4日車中泊トリップ

様々な想定を考え、それらに対処できるよう準備を重ねてきたつもりでしたが、全てがうまくいくわけもなく、子どもに辛い思いをさせてしまった旅でした。

結果的に大事には至らなかったことが不幸中の幸いです。

逆にポジティブに考えるとすれば、「親として成長させてもらった」ということと「今後トリップをしていく上での経験値がかなり上がった」ということです。

色々あったけど、最後は家族みんな元気で家に帰ってこれたことを誇りに思います。

これからも型にハマったスタイルは通常の週末だけにして、連休などは行ったことの無い土地へ足を踏み入れてみたり、新たなスタイルにチャレンジするなど家族全員で実践しながら、共有しながら生活して行きたいと思います。我が家は「24時間365日見る、聞く、食べる、感じるを共有する」をテーマにこれからも楽しみながら、チャレンジしながら成長していければと考えています。

今回のトリップはここでおしまい!

次はこの旅の動画編集を始めたいと思います(いつまでかかることやら…)

ちなみにイスについた吐瀉物の臭いはググったり先人の知恵をお借りした結果、お湯に重曹でひたすら吹いて乾かすのが最強でした。

とりあえずほな!

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